首都圏の金属盗、4少年誘う主犯格男を起訴…被害100件
首都圏で金属盗を繰り返したとして7月に埼玉県内の高校生ら少年4人(16〜18歳)が
逮捕された事件で、主犯格の男が県警に盗みの疑いで逮捕され、起訴されていたことが
2日わかった。
男は、少年らとの約70件の盗み以外にも、他の共犯者と約30件の盗みを重ねたことを
自供しており、県警では、被害は計約100件で4000万円に上るとみている。
男は東京都八王子市中野町、無職中村俊一被告(25)(窃盗罪で公判中)。
起訴状などによると、中村被告は1月5日深夜、共犯の少年4人のうち同県久喜市の
少年2人を誘い、同県宮代町の農業公園施設の駐車場からステンレス製の車止め9本
(約18万円相当)を盗んだ。
県警の調べによると、中村被告は知人の少年4人を誘って、昨年末からステンレス製の
車止めポールや電線などを盗んでは、八王子市などの鉄くず業者に売却し、生活費や
遊興費に充てていた。少年らには1回につき数千円の報酬を渡していたという。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071102i407.htm