ハロウィーンを前にした週末、全米各地のギークたちは、ナイフを研いで
オレンジ色のかぼちゃをくり抜く準備をしていることだろう。
ネット上には、かぼちゃをくり抜いて作る「ジャック・オ・ランタン」の傑作が
たくさん掲載されている。『バトルスター・ギャラクティカ』[米国の SFテレビドラマ。
宇宙を舞台に機械人間サイロンとの戦いが描かれる]を題材にしたクールなもの
(点滅する赤い「目」まで完璧な『サイロン・ジャック・オ・ランタン』)から、Macと
『PhotoShop』を使って、米Apple社のSteve Jobs CEOや米Microsoft社のSteve
Ballmer CEOなどを驚くほどスーパーリアルに、微妙な陰影で表現した『マック・
オ・ランタン』(作品の作り方は『Geek Culture』にある)まで、かぼちゃの傑作は実にさまざまだ。
SFやホラー、そしてギーク文化を題材にした、ミイラや幽霊や『The Simpsons』
などなどの芸術的な作品を作るには、確実な技術と、かぼちゃの中身に対する健全な敬意が必要だ。
http://wiredvision.jp/news/200710/2007103019.html