米オハイオ州クリーブランド市内の工業専門学校「サクセス・テック・ハイスクール」で
10日午後1時15分頃、同校に通う14歳の男子生徒が銃を乱射し、教員2人と生徒
2人が銃弾で負傷、逃げる途中で転倒した女子生徒1人もひざにけがを負った。容疑者の
生徒は犯行後、教室内で自殺した。
警察当局は容疑者の遺体付近から、拳銃2丁と銃弾が入った箱1つ、ナイフ3本を
押収した。捜査関係者は、容疑者が8日から停学処分になっていたことを踏まえ、
負傷者の中に容疑者の標的だった人物がいるとみている。負傷者は全員手当てを受け、
命に別状はない。
事件を受けて同校は午後5時で閉鎖され、11日は全面休講となった。授業再開に
ついては、12日の職員会議で検討する。
容疑者の男子生徒は昨年家庭内暴力で逮捕され、警察による家庭訪問も行われていた。
捜査当局は容疑者のロッカーを調べるとともに、校内の防犯カメラ映像の分析を進めている。
ソース CNN
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200710110005.html