【社会】薬効かないサルモネラ菌増加 33件確認、重い食中毒も

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 年間に約3000〜5000人の食中毒患者を出しているサルモネラ菌で、特効薬の抗生物質が
効かない新型耐性菌が増えていることが、厚生労働省の研究班の調査で分かった。日本で
01年に初めて1件報告されて以降、これまでに少なくとも33件が確認された。乳幼児の患者が
多く、薬が効かないため重症化する例が目立った。飼い犬や猫からも同型の菌が初めて見つ
かっており、研究班は監視を強めている。

 サルモネラ菌は、動物の便に汚染された食品を食べるなど主に口から感染する。細菌性食
中毒の原因の1、2位を争う細菌だ。治療の切り札(特効薬)はニューキノロン系の抗生物質だ。
だが、00年に大阪で食中毒になった乳児の便から、このニューキノロン系を含む大半の抗生
物質が効かない耐性菌が見つかり、01年に初めて報告された。

 厚労省研究班(班長、渡辺治雄・国立感染症研究所副所長)は、全国の衛生研究所などの
協力を得て調査を開始。01年の報告後、ニューキノロンが効かない新型耐性菌が毎年確認
され、06年は10件に上った。新型耐性菌は同年までに計33件確認され、そのうち16件は
10歳以下の乳幼児か子供で、ニューキノロン系のほか7〜10種類の別の抗生物質も効かな
かった。

 生後11カ月の女児の場合、下痢、発熱、血便の症状が出て2週間以上入院した。菌は、
9種類の抗生物質に耐性を持っていた。父親が獣医師で、女児は室内犬とよく遊んでいた。
犬が先に下痢をしており、犬からも同型の菌が見つかった。

 退院して4日目に発熱、便から耐性菌が見つかった新生児の例でも、直前に室内犬が下痢を
していた。別の調査では、飼い猫から同型の菌が見つかった例もあった。

 ニューキノロンの基礎になった抗生物質に対する耐性を獲得した菌も増えていた。この抗生
物質は、感染性腸炎や膀胱(ぼうこう)炎などの治療に今も使われている。人から検出された
サルモネラ菌に対する耐性菌の割合は99年に0.5%だったが、06年は4.5%だった。
この耐性菌は遺伝子のわずかな変異でニューキノロン耐性になってしまう。すでに「予備軍」が
広がり始めていることになる。

 渡辺班長は「この耐性菌が広がれば、深刻な問題になる。ひとの治療現場だけでなく、ペットや、
家畜でも抗生物質を適正に使用しているかどうか監視が必要だ」と警告している。

http://www.asahi.com/life/update/0922/TKY200709220231.html
2名前をあたえないでください:2007/09/23(日) 10:23:32 ID:widA26Us
3名前をあたえないでください:2007/09/23(日) 10:40:18 ID:1nfryobG
猿も寝ら菌だらけだろ今の日本、ペットだらけだし。
4名前をあたえないでください:2007/09/23(日) 11:56:57 ID:1w1KLlhf
やっぱこういうのは天敵療法でいくしかない
ビフィズス菌で対抗するのはどう?

5名前をあたえないでください:2007/09/23(日) 12:04:31 ID:gAe3oz8n
東南アジアcから輸入される肉に耐性菌いっぱいでしょ?

タイだと抗生物質が薬局で買えるらしいし、畜肉にいっぱい使って
いそうだもん。
6名前をあたえないでください
サルもネラー