【科学】マラリア新薬の実験成功、効率的治療へ期待。岡山大[09/21]

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1たんぽぽ乗せ名人(071111)φ ★
岡山大大学院の綿矢有佑教授(薬学)らの研究グループは20日までに、新しいマラリア治療薬のマウス実験に成功した。
現在使われている薬と比べて完治までの日数が短くて済むなど、実用化されれば効率的な治療が期待できるという。

蚊を媒介に寄生虫が血液中に入り発症するマラリアはアフリカなどの熱帯地方で多く発症し、
年間死者は世界で270万―150万人。患者に錠剤などを与えて治療するが、
寄生虫に薬の耐性ができ効果が薄くなるため、新薬を継続的に開発する必要があるとされる。

研究グループは炭素や酸素などで、既存薬アルテミシンの化学構造に類似した新化合物「N251」を製造。
この粉末をマラリアの寄生虫を持つ実験マウスに与えると、開始3日目で寄生虫は血液中から消滅し、
約2カ月間、寄生虫は確認されなかったという。

アルテミシンを投与した実験マウスではN251の場合と同じく3日目にいったん消えたが、
数日後に寄生虫が見つかり、再発の懸念が出た。

一般的にヒトでの治療では、1種類の薬だけでは寄生虫を完全に消滅できない恐れがあり、
別の薬の投与を続ける。このため完治には1週間程度掛かるという。

山陽新聞
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/09/21/2007092109335054013.html
2名前をあたえないでください:2007/09/21(金) 21:15:31 ID:NmP9x327
マラリアの薬は儲からんから実用化はされないな。きっと・・・
3名前をあたえないでください:2007/09/21(金) 21:17:06 ID:cZj8AyCG
綿矢有佑教授偉い。
第三世界に齎す朗報。
野口英世以来の快挙。
4名前をあたえないでください:2007/09/21(金) 21:24:13 ID:/K5TT1Fw
抗鬱剤界でも幅広い疾患への高い効果が欧米で確認されているRIMAという系統の薬が
日本ではフェーズUまで行ったのになぜか開発中止されてしまった
SSRIで一通り開発経費を回収し十分な利益を得るまでは
経済論理的に出してはいけない薬だったのだろうか
人の人生の幸不幸、生き死にがかかってるんだからいい薬は出し惜しみせず発売して欲しい
5名前をあたえないでください
マウス実験くらいで何を大騒ぎしてるんだかw