厚生労働省は21日、医療機関が表示することができる診療科名を現行の38科から大幅に拡大し、
内科、外科、歯科などの診療科に体の部位や疾患名を組み合わせた「腎臓内科」「消化器外科」
「糖尿病・代謝内科」などを新たに認める方針を固めた。同日開かれた医道審議会の部会に提案し、了承された。
医療法に基づく政令などを年内に改正し、来年度からのスタートを目指す。
現行の制度では表示可能な38科の内容が分かりにくいとの指摘があり、同省が見直しを進めていた。
今後、表示が可能となる診療科名を具体的に決定し、都道府県や関係団体に通知する。
新たな方針によると、内科、外科、歯科の3科についてはこれまで通り単独で表示できるようにするほか
(1)臓器や体の部位(2)症状、疾患(3)患者の特性(4)診療方法−の4つの要素を組み合わせたものも認める。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/50772.html