東アジアを取り巻く問題を議論する国際シンポジウム「08年東アジアはどう動く」
(アジア調査会主催)が6日、東京都港区の日本プレスセンターで開かれ、
日米台の専門家が意見を交わした。
北朝鮮核問題解決を目指す6カ国協議が日本を置き去りにして進展する可能性に
ついて、米国外交評議会上級研究員、シーラ・スミス氏は「米政府の日本の利益
を害するような方針決定は考えられない」と否定した。
一方、台湾新世紀文教基金会の陳隆志会長は、台湾の国連加盟申請について
「米国と日本は加盟を支持する指導的役割を果たすべきだ」と支持を訴えた。
また上村幸治・独協大教授(現代中国論)は08年の北京五輪開催について
「中国はアヘン戦争以来の屈辱の歴史をぬぐい去る時が来たことを世界に
示したいと考えている。歴史的な意味を持つ」と語った。
ニュースソース:毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20070907k0000m030051000c.html