生駒市の公園用地の売買をめぐる加重収賄などの罪で起訴されている
中本幸一前市長が、民間の基金からの市の緑地事業への助成金を横領していたことが分かりました。
生駒市の内部調査によると、中本前市長は、平成13年4月開園の
「花のまちづくりセンター」建設において、第一生命などが主催するコンクールから、
センター建設のために助成されたおよそ1千万円を、建設予算の補填にあてず、
自らを会長とする架空の協議会の口座に入金し、私的に流用していたということです。
また、この口座の通帳と印鑑は、中本前市長の退任にともなって、秘書課から前市長に渡されています。
中本前市長は、先月末に、利子を含めたおよそ1300万円を全額弁済しており、
生駒市の調査に対して、「市長交際費を超える交際費として使うためにプールしていた」と
話しているということですが、秘書課が行っていたプール金の口座の管理には、あいまいな点が多く、
市職員が前市長の横領に気づきながら、見過ごしてきた可能性もあります。
市では、今後立ち上げる内部調査委員会で、聞き取り調査などを行っていくとしています。
奈良テレビニュース 2007/08/03 21:00
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