朝青龍、主治医には来年の復帰誓う
診断に訪れた主治医の平石クリニック・平石貴久院長は報道陣に朝青龍の様子を語る=都内
http://www2.daily.co.jp/general/2007/08/02/Images/00505702.jpg 日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で緊急理事会を開き、診断書を提出しながら
サッカーに興じた横綱朝青龍に(1)秋、九州の2場所出場停止(2)4カ月30%の減俸
(3)1日から九州場所千秋楽(11月25日)までの謹慎(自宅、高砂部屋、病院以外の外出禁止。
しかるべき理由なしでのモンゴル帰国禁止)-という厳しい処分を下した。
朝青龍はこの日、東京・墨田区内の自宅マンションに引きこもったまま、
詰め掛けた報道陣の前に姿を現さなかったが、午後8時20分過ぎ、
部屋を訪れた主治医の平石貴久氏が約40分間の診察後、本人の思いを代弁した。
平石氏によると、朝青龍は今回の処分内容に大きなショックを受けながらも
「相撲を取りたい」と現役続行に強い意欲を示したという。
平石氏は「横綱はかなり落ち込んでいたが『僕は相撲が好きで、日本が好きで、
ここまでやってきた。モンゴルの人から励ましの電話もいただいた。
来年は今まで以上に、日本とモンゴルのために一生懸命、相撲を取りたい』と語った」と証言。
また“サッカー事件”に関しては「仲良しのヒデ君(中田英寿氏)に頼まれた子供たちのイベント。
彼はヒデ君のために痛みをこらえて頑張った」と横綱をかばった。
診察した感触として「腰はよくなっているが、ひじの痛みは残っており、当初から巡業は無理だった。
手術はせず、理学療法を続けていけば、ほどなくけいこも開始できると思う」と語った。
高砂親方は2日にも会見を開くよう本人に打診。渦中にある横綱の肉声が待たれる。
http://www.daily.co.jp/general/2007/08/02/0000505701.shtml