ネット掲示板、利用は慎重に 親子で心構え学ぶ 神栖・息栖小
児童に携帯電話やインターネットの安全な使い方を知ってもらおうと、「サイバー犯罪対策講演会」が
二十九日、神栖市平泉の市立息栖小学校(大川久校長、生徒数七百十二人)で開かれた。県警
ハイテク犯罪対策室の遠藤勝則主任(35)が、児童と保護者約二百人を前に、インターネット掲示板の
危険性や利用する際の心構えなどを説いた。
講演会の冒頭で遠藤主任は、インターネットの掲示板に他人の悪口や個人情報を書き込むだけで
名誉棄損や脅迫の罪になると説明し、「書かれた相手がどう思い、どんな影響が出るか考えてほしい」
と話した。
携帯電話の出会い系サイトについては、被害実例を挙げ「軽い気持ちで書き込むのは非常に危険」と
して、使わないよう求める一方、保護者には、児童が有害サイトにアクセスするのを防ぐフィルタリング
システムの導入を勧めた。
同小六年の加藤よつばさん(11)は、「携帯電話を持ったら、正しい安全な使い方をしたい」と話していた。
同校では全校生徒の約二割が携帯電話を持っており、過去に有害サイトの写真が児童の間で出回る
騒ぎがあったことなどから、講演会を開催することに決めたという。
ソース
http://www.ibaraki-np.co.jp/47news/20070701_04.htm