太田市職員:大トラ、路上に寝て保護 直前飲酒運転?「記憶にない」 /群馬
太田市は28日、交通事故等審査委員会を開き、路上に泥酔状態で寝ていて、太田署に保護された産業経済部課長補佐(54)の処分を保留した。
市によると、課長補佐は26日夕、市内の飲食店で同僚職員とバーボンやビールなどを飲酒。
帰宅しようと、午後8時過ぎ、代行車を呼んだが、途中の同市西本町の病院駐車場に自家用車を停車させ、代行業者を帰らせた。
同9時半ごろ、駐車場から南に約200メートルの市道で寝ているところを通行人の通報で同署員に保護された。
自家用車は縁石に乗り上げていた。
同署の調べでは、病院駐車場の車に接触した痕跡があったが、翌日の事情聴取で課長補佐は「なぜ路上に寝ていたのか全く記憶がない。車を運転した覚えもない」と話したという。
同署は物損事故を含め調査中。
同委員会は「警察の調べが終わらないと判断できない」と、締まらない審査となったが、適正な処分は出したいとしている。
同市は飲酒運転の場合、免職、停職、減給などの処分があり、3月には飲酒運転で自損事故を起こし、停職3カ月となった職員が4月に退職している。
【佐藤貢】
毎日新聞 2007年6月30日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070630ddlk10010101000c.html