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豊進丸の乗組員と船解放か 
http://www2.knb.ne.jp/news/asp/../video/20070711_12102_h.asx
（映像） 

入善町の水産会社所属のサケマス漁船が違法操業の疑いでロシアにだ捕されている問題で、この海域を管轄するロシア自然保護検察局はＫＮＢの取材に対し、日本円にしておよそ３８００万円の罰金を船主に通知したと話しました。  
入金が確認され次第、乗組員と船を解放するということです。  
ロシアにだ捕された第八十八豊進丸をめぐっては今月６日、日本政府が乗組員の速やかな解放を求めてドイツにある国際海洋法裁判所に提訴していました。  
だ捕された海域を管轄しているカムチャツカ自然保護検察局のチェプリャコフ局長は１１日、ＫＮＢの電話取材に対し次のように述べました。  
チェプリャコフ局長は
「きょう船の持ち主に対して通知しました」
「刑事事件に関する罰金の金額です」
「金額は７９２万７０００ルーブルです」
「その後釈放に関して決定されます」  
船を所有する入善町の池田水産には、夕方の段階で連絡は入っていないということですが、一方でウラジオストクの日本総領事館には自然保護検察局から連絡があったということです。  
また局長は刑事告訴された船長は解放されないと話しました。  
チェプリャコフ局長は 
「（釈放には）船長も含まれるんですか」 
「いいえ」 
「これに関係した乗組員と船が対象です」 
「船長は全ての手続きが終わって署名が済むまでは解放されません」 
「ペトロパブロフスク・カムチャツキーの裁判が終わるまでです」 
「乗組員は具体的にいつ釈放されますか」 
「船主によります」 
「いつ入金されるかにかかっているんですね」 
「はい、そうです」  
ウラジオストクの日本総領事館によりますと船長の裁判の日程は未定だということですが、そのほかの乗組員に関しては国際海洋法裁判所の判決が出る前に解放されることも予想されます。 

http://www2.knb.ne.jp/news/20070711_12102.htm