えん罪、取調官の証人尋問再申請を検討
強姦などの事件で服役した後に無実が判明した県内の男性に対するやりなおし裁判・再審の第2回公判に向けた事前協議が9日開かれました。
男性の弁護団は被告人質問の後に、事件当時の取調官の証人尋問を再度申請することも検討していると検察側に伝えました。
今月18日に開かれる再審の第2回公判では、男性が事件当時に受けた取り調べを証言する「被告人質問」が行われます。
9日の事前協議で男性の弁護団は検察側に対して、「被告人質問」の終了後に男性の証言を補強するために何らかの証拠申請をする考えであり、
その選択肢として当時、男性を取り調べた警察官の証人尋問を再度申請することや、男性が受けたと主張しているDNA鑑定書の開示などを考えていることを伝えたということです。
弁護団は先月20日の初公判で取調官の証人尋問を申請しましたが、富山地方裁判所高岡支部は「必要性がない」として却下しました。
http://www2.knb.ne.jp/news/asp/../video/20070709_12071_h.asx 初公判の法廷(6月20日 富山地方裁判所高岡支部)
http://www2.knb.ne.jp/news/20070709_12071.htm