日本サッカー協会は15日、過去の日本代表試合の認定基準を統一し、日本代表の出場記録などを
改めたことを発表。日本代表チームデータベース検討委員会(委員長=小倉純二日本協会副会長)が
3月から検証を重ねた結果、国、地域の代表同士が戦う国際Aマッチとして、戦前の14試合を含む20
試合が新たに認定、3試合が取り消されたことで、三浦知良(40)=横浜FC=のAマッチ歴代2位の得
点数が56から55に、同じく出場数も91から89に減った。逆に釜本邦茂・日本協会副会長の歴代1位
の得点数が73から75に増えるなど珍現象が続出した。
03年12月にオープンした日本サッカーミュージアム内の資料を充実させる目的などから、今年3月に
検討委員会が立ち上がった。国・地域のA代表同士が戦う国際Aマッチのとらえ方などで、過去の試合
を精査。香港や台湾に問い合わせをしながら認定を進めたが、中でも、驚きの事実は97年2月11、
16日のルーマニア戦。同国の本来のA代表は別の場所で試合をしていたことが発覚し、日本が戦った
のは選抜チームだった。これにより、同年2月11日の試合でゴールを決めたカズの得点数と出場数は
減り、同16日の試合に出ていた井原氏も減る羽目に。逆に、新たに認定された65年3月14日の香港
戦と、71年7月28日のデンマーク戦で得点を挙げた釜本副会長は増えた。
これまで、通算101試合出場とされていたGK川口(磐田)も影響を受けた。今年3月24日のペルー戦
で100試合の表彰を受けたが、16日のルーマニア戦に出ていたため、5日のコロンビア戦が100試合
目扱い。とはいえ、関係者からの通達には「そうですか」と、特に気に留めていなかったという。
小倉純二委員長は「日本がAマッチと思っていて、相手が思っていなかったものなどもある。これをもっ
て公式記録として取り扱う」と宣言。1921年に創立された日本協会の歴史をひもとく中で、また一つ新
たな“記録”が生まれた。
ソース:デイリースポーツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000017-dal-socc 依頼あり
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1176453189/741 この記者への疑問・質問・告白・依頼・要望・相談、ありえないけど批判・苦情は下記まで。
全てのレスに本人が真摯に的確に親身に答えてくれます。