西中国信用金庫(山口県下関市)は5日、顧客の預金から約3500万円を横領
したとして、同日までに本店営業部の男性職員(33)を懲戒解雇にしたと発表した。
同信金によると、元職員は昨年8月、顧客の定期預金約1000万円を無断解約
し全額を着服して以降、今年4月にかけ、計89回にわたり同様の着服や穴埋めを
繰り返し、総額は約3500万円に上った。顧客からの指摘で発覚した。
元職員は「新築した自宅の購入費用に充てた」と話しているという。
同信金は「顧客に迷惑をかけ申し訳ない。今後は法令順守を強化し、再発防止に
努めたい」としている。被害は弁済されており刑事告訴はしない方針。
●ソース
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070605-209039.html