【社会】現金「副業禁止」機に 同窓会が補填 歯科技官汚職[5/28]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1むしろメチョメチョ(070712)φ ★

 東京歯科大OBの社会保険庁技官による汚職事件で、同大同窓会側から同庁指導医療官
佐藤春海容疑者(57)=収賄容疑で逮捕=に現金の提供が始まったのは、京都府の指導
医療官が逮捕された事件を受け96年ごろから副業が問題視されたのがきっかけだったことが
わかった。佐藤容疑者が毎年100万〜200万円以上を同窓会側から受け取り、同窓会幹部
の求めに応じて診療報酬に関する情報を提供した経緯が浮き彫りになってきた。

 警視庁捜査2課の調べや関係者の話によると、佐藤容疑者は94年4月、定年退職する同大
OBの指導医療官の後を継ぐ形で、大手銀行の産業医から転身した。指導医療官ポストにOB
を途切れさせないよう同窓会側が送り込んだとされる。

 95年6月、診療報酬審査を巡る収賄容疑で京都府の指導医療官が逮捕された。これを機に、
指導医療官の多くが社会保険診療報酬支払基金などで診療報酬明細書(レセプト)を点検する
審査委員を兼務し、年間数百万円の副収入を得ている例もあることが問題となり、「指導医療官
の副業が禁じられる流れになった」(厚生労働省)。

 年間約350万円の委員報酬を得ていた佐藤容疑者も副収入を失うことになり、同窓会内に
同情の声が上がったという。

 96年、年に2回開かれる同窓会東京地域支部連合会の会合の際、集めた会費の中から60万円
ずつ、年間120万円が佐藤容疑者に渡されるようになった。00年に大友好容疑者(73)=贈賄容疑
で逮捕=が連合会会長に、内山文博容疑者(66)=同=が同副会長に就任すると、現金提供は
「渉外費」として予算化された。その後、これとは別に同窓会本体からも年100万円が支出される
ようになったという。

 佐藤容疑者は受け取った金の大半を預金していたという。捜査関係者は「収入を補填(ほてん)
してくれている同窓会側から求められれば便宜供与せざるを得ない状況が作り上げられた」とみる。

 佐藤容疑者が同窓会側にもたらした情報は大きく2種類あったとみられている。一つは同窓会や
地域支部連合会が開く勉強会での診療報酬に関する監査基準などの「指南」。もう一つは歯科医
に対する個別指導に関する情報だ。

 都内に数カ所の診療所を持つ開業医は03年秋、内山容疑者から突然電話を受け、「先生の所
が指導の対象になっている」と告げられた。開業医は不安になり、内山容疑者に対応を依頼。
レセプト審査委員経験者の同大OB数人が5回ほど診療所を訪れ、カルテをもとに診療報酬の
請求内容などを点検した。

 電話から約2カ月後、実際に東京社会保険事務局の個別指導が入った。開業医は、内山容疑者
の言う通り、指導前に請求内容の点検をした審査委員経験者らに1人あたり1回5万円の謝礼を
払ったが、内山容疑者は「もっと大変なことになると先生の名誉に傷がつきますよ」。結局、内山
容疑者に約500万円分の商品券を渡した。

 開業医は「弱みにつけ込まれた。指導に関する情報をえさに金を要求された開業医は自分の
ほかにも数人いる」と憤る。

■ソース
http://www.asahi.com/national/update/0527/TKY200705270186.html
2名前をあたえないでください:2007/05/28(月) 08:25:16 ID:T2d/pify
郵便貯金財政投融資クスネ派の末端馬鹿がコピペ貼り付けてないな.
3名前をあたえないでください
>内山容疑者は「もっと大変なことになると先生の名誉に傷がつきますよ」。
>結局、内山容疑者に約500万円分の商品券を渡した。

歯科医もヤクザなみに糞だな