イラク追加戦費盛り込んだ補正予算、米大統領が署名し成立
【ワシントン=貞広貴志】ブッシュ米大統領は25日、今年9月末までのイラク追加戦費
950億ドル(約11兆5000億円)を盛り込んだ補正予算に署名し、予算は成立した。
大統領は、米軍撤収の期限設定を阻止したことで、「恣意的な撤収日程表ではなく、
現地司令官の判断」を米軍の指針にできたと評価した。
補正予算には、民主党が求めていた、イラク戦争とは関係がない地元対策事業費
170億ドル(約2兆円)も盛り込まれ、ブッシュ政権と民主党の政治的妥協の側面を示した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070526it02.htm?from=top