新規参入銀行の前期、イーバンク除き最終黒字
新規参入銀行の2007年3月期決算が25日、ほぼ出そろった。イーバンク銀行を除く
4銀行が最終黒字を確保した。セブン銀行は最高益を更新し、ジャパンネット銀行と
日本振興銀行は最終黒字に転換した。ソニー銀行は減益だった。
ソニー銀の最終利益は10億2300万円。前の期と比べて68%減った。インターネット
専業銀行では最高の利益水準を確保したが、資金調達費用が膨らんだことなどが
響いた。経常収益は194億7000万円と13%増。貸出金利息が68%増えたことなどが
寄与した。一方で投資信託や外貨預金の販売は伸び悩み、役務取引などの収益は
ほぼ横ばいにとどまった。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070526AT2C2503A25052007.html