カシオ計算機は5月23日、東京、ニューヨーク、ベルリン、北京のビジネスパーソンを
対象に「時間の感覚」についてアンケート調査した結果を発表した。それによると、
ビジネスパーソンにとって、自分が持つ時間の価値は平均して「1時間=2万5000円」
だった。
東京での回答は平均して1時間あたり「約9200円」、ニューヨークは「327ドル(約3万9000円)」、
ベルリンは「263ユーロ(4万3000円)」、北京は「1673人民元(約9700円)」。
また「時計が正確でないと気がすまない」という回答は、ニューヨークが69%と最も多く、
ベルリンが64%でこれに次ぎ、東京と北京はそれぞれ43%だった。4都市の平均は
54.8%。
「恋人との待ち合わせ時間に遅れない」という回答は、北京が95%で最も多く、東京が
88%、ニューヨークが85%、ベルリンが84%と続き、平均は88.8%だった。
「1日の時間を増やせるとしたら、どのくらい増やすか」という質問については、東京での
回答は平均して8時間32分、北京が6時間54分、ニューヨークが6時間32分、ベルリンが
5時間27分だった。増やしたい時間帯について、東京は夜遅めから朝方(21時―6時)に
集中した。「東京のビジネスパーソンはほかの都市に比べオフタイムが不足していると
思われる」(カシオ)
同調査は4月27日―5月15日の期間、電波腕時計の所有本数や認知度についての
調査とともにインターネット上で実施した。有効回答数は各都市100。性別の内訳は
いずれも男女同数で、年齢層は20歳―40歳代。
http://www.nikkeibp.co.jp/news/flash/534506.html