テレホンクラブで知り合った男性に市原市内のホテルで
精力増強剤と偽って睡眠薬を飲ませ、キャッシュカードなどを
奪ったとして県警に逮捕されていた元ホステスの女二人が、
千葉市内でも同様の昏睡(こんすい)強盗二件を起こしていたことが
十七日、分かった。
二人はさらに、未遂を含め五件以上の余罪をほのめかしているという。
逮捕されたのは、いずれも市原市内の無職、古内麻衣(23)と
相川利恵(20)の両容疑者。
二人は共謀し二月二日、同市内のホテルで、男性に睡眠薬を飲ませて
昏睡状態にさせ、そのすきにキャッシュカードなどを奪ったとして三月、
市原署に逮捕され、昏睡強盗罪で起訴されている。
睡眠薬は共犯として逮捕された相川容疑者の姉(36)=同罪で起訴=
から入手していた。
さらに二人は、昨年十二月三十日、千葉市中央区内のホテルで、
それぞれ別の部屋で男性から同様の手口で現金を奪ったとして
今月七日、千葉中央署に再逮捕された。
奪ったキャッシュカードで引き出した現金を含めると、被害総額は約六十万円に上る。
http://www.chibanippo.co.jp/news/shakai/kiji.php?id=shakai07051810374101