東京学芸大、教育実習の学生に「はしか免疫」義務付け
東京学芸大(東京都小金井市)は17日、教育実習などを行う学生に対し、はしかの抗体検査を受け、
免疫があるとの証明書を提出することを義務づけることを明らかにした。
実習先の学校などに感染を拡大させないための措置で、免疫がない場合には、予防接種を
受けさせるという。
教員養成課程が中心の同大では、約5000人の学生のほとんどが教育実習を行い、小中学校の
教員養成課程の学生は「介護等体験」も行っている。5〜6月に教育実習、5〜7月に介護等体験を
行う学生が抗体検査の対象者で、計800〜900人とみられるが、このうち過去にはしかを発症したり、
1年以内に予防接種を受けた学生は対象外となる。
同大の学生でも数人のはしか発症が確認されているが、17日現在、休講などの措置は取っていない。
ソース元
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070517i314.htm