府警は14日、五条署警務課長(46)が今年2月、全署員262人の名前や所属などが入った
パソコン用USBメモリー1個を紛失していたと発表した。府警は同日、同課長を本部長訓戒処分にした。
府警監察官室によると、USBメモリーには、若手警察官の育成方法を話し合う署内会議の議事録や、
交番再編計画の略図も記録されていた。
同課長は2月19日、帰宅する際にメモリーをパソコンから取り外し、机の上に置いた。
普段は錠付きの引き出しに保管するが、同課長は「この日はどこに置いたか覚えていない」と話しているという。
翌日なくなっているのに気付き、上司に届け出た。
課長席はカウンターの内部にあり、部外者が立ち入りにくいことから、
平野吉明・首席監察官は「誰かが持ち去った可能性はなく、紛失したとしか考えられない」と話している。
【熊谷豪】
MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070515ddlk26040610000c.html