【韓国/コラム】大統領の赦免権を制限し真の法治国家へ[5/9
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拾一代目 おまコン(070514)φ ★:
国民の視線がハンファ・グループ会長の報復暴行疑惑に集中している間に、政界では「司法革命」
とでも呼ぶべき司法制度の大改革が行われた。国会は先月30日、53年ぶりに刑事訴訟法の抜本的な
改正を行った。今回の改正案では特に裁定申請の範囲を全面的に拡大し、録画資料の証拠能力を
大幅に認める内容となっている。さらに近代司法制度の導入から112年目にして初めて一般国民が
裁判に参加することを認める「陪審員制度」法案も準備されており、来年1月には施行される予定と
なっている。また5月2日には大法院(最高裁判所にあたる)傘下の独立機構である量刑委員会が発足し、
金碩洙(キム・ソクス)委員長(首相・最高裁判事を兼任)が第1回の会議を開いた。
一連の改革案の中でも特に注目されるのは量刑委員会の設置だ。量刑とは、判事が有罪だと判断した
被告人に対し、罪の重さに応じて処罰の内容を決めることを指す。例えば執行猶予をつけるのか、
それともつけないで実刑判決にするのか、もし実刑判決とするなら懲役何年とするのか、といったこと
を決める行為だ。これまで韓国の判事たちが下す判決には「一貫しない量刑」や「不明瞭(めいりょう)
な基準」が目につくことも少なくなく、そのため元判事の大物弁護士が弁護につくと量刑が甘くなるという
疑惑が何度となく提起されてきた。量刑委員会の主要な業務は、こうした疑惑の余地をなくすために、
量刑基準を作って裁判所に勧告することだ。量刑委員会が量刑基準を提示すれば、判事はその基準に
沿って量刑に臨まなければならず、基準から外れた判決を下す場合には、必ずその理由を判決文に
含まなければならない。
この新制度は、容疑者や被告人の人権を保護すると同時に、公平性を実現するため、警察や検察、
裁判所の任務を仕切り直す形となっている。つまり法治主義の強化が目的の改革だ。しかし警察や
検察、裁判所がいくらうまく機能しても、まだ一つだけ法治主義に大きな脅威となるものが残っている。
それは大統領の赦免権だ。
http://www.chosunonline.com/article/20070509000064 続きは
>>2以降で
大統領の赦免権に関する法律は1948年に政府が樹立してから一度も手がつけられていないで来た。
そして歴代の大統領は好き勝手にこの赦免権を行使してきた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領も
例外ではない。盧大統領はこの4年間に7回にもわたって特別赦免を行い、数百万人の処罰を
減免したり、前科を帳消しにしたりし、選挙権や被選挙権を回復させた。赦免の対象には先日の
4月25日に行われた再選挙・補欠選挙の際に当選した弘業(オンオプ)氏をはじめとする金大中
(キム・デジュン)元大統領の3人の息子や、金泳三(キム・ヨンサム)の二男金賢哲(キム・ヒョンチョル)氏、
朴智元(パク・チウォン)元大統領府広報主席、権魯甲(クゥオン・ノガプ)元民主党議員らもいたが、
安熙正(アン・ヒジョン)氏、姜錦遠(カン・グムウォン)氏、呂澤寿(ヨ・テクス)氏、鄭大哲(チョン・
デチョル)氏、申溪輪(シン・ゲリュン)氏、李相洙(イ・サンス)氏といった盧武鉉大統領の側近らも数多く含まれた。
赦免のたびに大統領は「経済のてこ入れのため」、「国民統合のため」といった理由を並べたが、
ちまたでは「側近を復帰させるための赦免」、「報償赦免」、「政略赦免」といった話ばかりが
聞こえていた。「裁判所が発表した判決文のインクが乾く前から、赦免している」と憤りを隠せない
判事や検事もいた。そしてそうした非難の声が静まるのを待って、盧大統領は彼らとゴルフに
興じたかと思えば、秘密裏に特使として北朝鮮に派遣したり、政府やその傘下機関の要職に据えたりした。
こうした「好き勝手な赦免」が行われるかぎり、裁判所がいくら量刑の公平さを確保しようと務めても、
法治主義の独立性は守られない。高麗大法学部の張永洙(チャン・ヨンス)教授は「司法府の判断を
信頼するなら、現在まで何度となく行われてきていた大統領による赦免はとっくに姿を消しているべき
だった。のべつ幕無し特別赦免が行われるようでは、韓国は正常な法治国家でないと言われても仕方が
ない」と指摘した。つまり本当の意味で司法改革を成功させるには、大統領の赦免権を制限する必要が
あるのだ。これは大統領個人の問題ではなく、制度上の問題だ。今からでも、「赦免審査委員会」のような
組織を立ち上げて事前の審査を義務づけるとか、国会の同意を義務づけるなどして、大統領の赦免権に
制限をつけなければ、真の法治国家としての発展は臨めないだろう。
http://www.chosunonline.com/article/20070509000065
3 :
名前をあたえないでください :2007/05/09(水) 23:06:12 ID:VJP6q5rC
2 人気ないねぇw
4 :
名前をあたえないでください:2007/05/09(水) 23:08:17 ID:OlcvQidy
遡及法を作っておきながら「真の法治国家」ねえ・・・
5 :
名前をあたえないでください:2007/05/09(水) 23:47:04 ID:sLZ9V/Vv
で、実際は放置国家になった。
6 :
名前をあたえないでください:2007/05/09(水) 23:53:44 ID:UTzwGX6l
韓国はすでに立派な呆痴国歌
7 :
名前をあたえないでください:2007/05/10(木) 01:52:51 ID:h4VSXGLg
韓国の裁判って最初から結果ありきだからなー。
8 :
名前をあたえないでください:2007/05/10(木) 01:55:03 ID:a2Q8Pe4E
9 :
名前をあたえないでください:2007/05/10(木) 02:05:27 ID:vCvKfSma
とりあえず国際司法裁判所に出て竹島問題を解決しようか。
法治国家として法律や裁判を遵守するんですよね?
日本でも内閣の権限で恩赦はあるけど、公平性の観点から濫用はされないわな。
制度の問題ではなく、権限者(更には有権者たる国民)の意識の問題じゃねか。
11 :
名前をあたえないでください:2007/05/10(木) 19:08:59 ID:2aX0MPbE
法治国家目指すんなら、事後法や遡及法を廃止するところから始めるべきだなw
12 :
名前をあたえないでください:2007/05/10(木) 19:31:29 ID:aeAF5WTN
韓国の伝統芸能、大統領死刑判決が出たら、ノムたん死んでしまうん?(AA略
13 :
名前をあたえないでください:
いくら何やってもこの国では無理無理。