埼玉県信用金庫(本部・埼玉県熊谷市)の現金自動出入機(ATM)に05年12月、小型
カメラが設置され現金が不正に引き出された事件について、事務所荒らしの疑いで山口
県警に逮捕された中国人4人が関与を認める供述をしていることが6日、わかった。
埼玉県警は4人の逮捕状をとっており、今週にも窃盗などの疑いで再逮捕する方針だ。
逮捕されるのは25歳から39歳までの中国籍の男4人。調べでは、4人は05年12月、
埼玉県内の同信金のATMに小型カメラを取り付け口座番号などを盗撮。盗撮したデータ
を生カードに写し、県外のATMから現金数十万円を引き出した疑い。4人は06年5月、
山口県周南市の会社事務所に侵入したとして、建造物侵入などの疑いで逮捕されている。
同信金では05年12月に十数カ所のATMで小型カメラがみつかり、計3250万円が
不正に引き出されている。防犯ビデオの映像を解析した結果、カメラ設置役や引き出し役
などの役割分担がされていたとみられることから、県警は別の窃盗容疑で指名手配して
いる中国人の男2人なども犯行にかかわったとみて行方を追っている。
ソース:asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0506/TKY200705060069.html