【フランス】大統領選きょう決選投票、サルコジ氏の優位固まる

仏大統領選きょう決選投票、サルコジ氏の優位固まる

　【パリ＝島崎雅夫】保革一騎打ちとなったフランス大統領選は６日、決選投票が行われる。
　即日開票され、大勢判明は６日夜（日本時間７日未明）の見通し。
　２日のテレビ討論会以後、保守与党・民衆運動連合（ＵＭＰ）のニコラ・サルコジ総裁（５２）がさらに優位を固めている。

　選挙戦最終日の４日、サルコジ氏は南東部オートサボワ県のプラトーデグリエールにある
第２次大戦中の抵抗運動の地を訪問、国民の結集を呼びかけ、自らへの支持を訴えた。

　一方、最大野党・社会党の女性候補、セゴレーヌ・ロワイヤル元環境相（５３）は同日、西部
ブルターニュ地方を遊説、最後にブレスト市役所前で、大規模集会を開き、仏初の女性大統
領として、社会に変革をもたらすことを強調した。

　ロワイヤル氏は劣勢にあるが、この日、ラジオとの会見で、移民規制強化の立場を取るサ
ルコジ氏が大統領に選ばれたら、移民系若者が多いパリなどの大都市郊外で暴力が増える
としてサルコジ氏を攻撃。サルコジ陣営が反発する一幕もあった。

　テレビ討論会の結果をサルコジ氏優勢とみる有権者が多く、サルコジ氏の支持が広がって
いる。最新の世論調査によると、支持率は
サルコジ氏５４・５〜５５％、
ロワイヤル氏４５〜４５・５％。
討論会前に比べると、サルコジ氏が１、２ポイント支持を増やしている。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070505i115.htm?from=main1

（2007年5月6日0時0分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070505i115.htm?from=main1

【国際】仏大統領選ＴＶ討論、サルコジ氏優位のまま決選投票へ［05/03］
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