イラク駐留米軍のコールドウェル報道官は3日、首都バグダッド北部で建設中の女子学校
内に多数の爆発物が仕掛けられているのを米兵が発見したと述べた。市民の大量殺害を
狙ったテロ計画で、その手口から国際テロ組織アルカイダ系の仕業とみている。
発見されたのは4月28日で、現場はタリミヤ地区。学校を隔てた道路の反対側に起爆の
遠隔装置の一部とみられる金属線も見付かった。詳しく調べたところ、校内の床下に
爆発物が詰め込まれた容器などを発見。
天井にも砲弾などが仕掛けられているのを突き止めた。金属線はコンクリート片で巧妙に
隠され、容器はレンガの下に置かれていたという。
米軍の爆発物処理班などが出動、処理した。
学校はイラクの業者が建設中で、数百人規模の生徒数を想定していた。米軍は、爆発物
の設置には長期間要しているとして、開校後に爆発させる計画だったともみている。
建設業者を調べる方針。
ソース:CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200705040007.html