☆空自緊急発進、昨年は239回 ロシア機飛来が急増
自衛隊の統合幕僚監部は27日、平成18年度に日本領空に接近した国籍不明機に対し、
航空自衛隊の戦闘機が239回緊急発進(スクランブル)したと発表した。スクランブルの
国別対象機ではロシア機が196回と17年度(116回)に比べて急増した一方で、
中国機は22回と17年度(107回)から激減した。
統幕によると、ロシア機の増加の背景には燃料事情の向上と日本海方面の長時間飛行で
複数の空自方面隊から発進したことが背景にあると分析。中国機の減少については、
17年度に頻繁に実施した東シナ海方面での空自の電波、電子情報などの収集、空自の
スクランブル態勢の確認など一連の情報収集が一段落した結果とみている。
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070427/jkn070427015.htm