2000年シドニー五輪競泳女子100メートル背泳ぎの銀メダリスト、中村真衣(27)=JSS
長岡=が27日、新潟県長岡市で記者会見し、右肩の痛みのために現役を引退すると
発表した。今後は未定で「水泳は(自分の人生と)切り離してはいけないもの。素晴らしさを
伝えたい」と話した。
1996年アトランタ五輪にも出場した中村は、強いキック力と爆発的なスタートを武器とし、
層の厚い日本背泳ぎ勢のエースとして活躍した。昨年1月ごろに一線を退くと決めたが、
今春の世界選手権(メルボルン)を目標に泳ぎ続けた。
引退を表明して「スッキリした」と明るい表情だったが、小学6年時から師事する竹村吉昭
コーチがシドニーで中村から「金メダル取れなくってごめんなさい」と言われたエピソードを
披露すると、目頭をぬぐった。
ソース:スポーツナビ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/swim/20070427-00000028-kyodo_sp-spo.html