自殺した海上自衛隊横須賀基地の1等海士(当時21歳)の両親が「先輩のいじめが原因」
と国などに損害賠償を求めた訴訟で、両親を支援する「『たちかぜ』裁判を考える会」
(事務局・横須賀市)が25日の横浜地裁の口頭弁論で、「国に文書提出命令を発し、
真相の早期究明を」と求める請願書を1万人を超える署名とともに提出した。
これまでの6回の口頭弁論で、原告側は「黒線で消され、非開示となった自衛隊の調査
報告書を開示せよ」と求めたが、国側は応じていない。原告弁護団の岡田尚弁護士は
「国側の非開示は真相を隠そうとする訴訟態度だ。次回(6月13日)までに防衛相の許諾
回答を期待したい」と話した。
提訴前に結成された同会による請願数は計1万121人になった。
ソース:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070426ddlk14040546000c.html