サクラが咲かない、ウソの仕業か
県内は春らんまん、サクラも各地で満開ですが実はこの春、サクラの名所では
ある異変が起きています。「県内各地のサクラは満開を迎えているんですが、
この公園のサクラは花がほとんど咲いていません。散ってしまったわけでも
ありません」訪れた人は「私も期待はずれ、満開かなと、残念やね」
高岡市の水道つつじ公園に植えられたおよそ200本のソメイヨシノは毎年、
春にきれいな花を咲かせます。しかし今年は、木の下の部分を除いて
ほとんど花が咲きませんでした。
「結局、上のほうが鳥につぼみ食べられ、なんか対策あるもんならしたほうがいいね」
原因は野鳥のウソが花の芽を食べてしまったからとみられます。
ウソはスズメの仲間で山里に生息していて、サクラやウメのつぼみや花を好んで
大量に食べます。「何年か前にもこうなったとき、ウソにやられてと聞きました」
水道つつじ公園では数年前にもサクラのつぼみがウソに食べられる被害を受けて
います。
公園を管理する高岡市は、ウソがサクラに近寄らないようにするため、つぼみをつける
2月中旬に枝に薬をまいたり、ウソが嫌う金具をサクラに取り付けたりしましたが、
この春はそれも効果がありませんでした。
このほか県内では富山市の各願寺や呉羽山、氷見市の朝日山公園といった
サクラの名所でも今年は咲き具合が悪いということです。
富山市公園緑地課ではウソの被害の他、今年は暖冬でサクラが花芽を付けてから
咲くまで時間がかかり、その間に風で花芽が落ちてしまったことも原因ではないかと
みています。
動画ニュース
http://www2.knb.ne.jp/news/20070413_10996.htm# 北日本放送
http://www2.knb.ne.jp/news/index.asp 依頼ありました
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1176453189/59