■北朝鮮に定期航空航路を打診・韓国統一相
【ソウル=峯岸博】
韓国の李在禎(イ・ジェジョン)統一相は13日の国会答弁で、北朝鮮との航空便の
定期航路の開設に意欲を示し、北朝鮮側にすでに打診したことを明らかにした。
統一相は「現政権の4年間で南北を行き来した航空便の数は約450回に達した」
と指摘。「往来が頻繁になった状況で、南北間の定期航路を開設する価値があると思う」
と強調した。2月末から3月初旬にかけて平壌で開いた南北閣僚級会談で北朝鮮に
要求したと語ったが、北朝鮮の反応には言及しなかった。
南北交流拡大を目指す盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の目玉政策に位置付けたい考え
とみられる。南北間の航路には現在、仁川(韓国)―南浦(北朝鮮)など二つの貨物航路
があり、貨物船が毎週各一往復している。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070413AT2M1301W13042007.html