福岡幼児3人死亡事故「前にも飲酒運転」 第2回公判 福岡地裁
福岡市で昨年8月、飲酒運転の車に追突されて幼児3人が死亡した事故で、
危険運転致死傷などの罪に問われた元同市職員、今林大(ふとし)被告(22)に
対する第2回公判が19日、福岡地裁(川口宰護裁判長)で開かれた。
追突時に同乗していた男性(20)が「事故の前にも5、6回、被告が
飲酒運転をする車に乗ったことがある」と証言した。
被告は自宅で飲酒してから居酒屋へ出掛けたとされる。
検察側証人として出廷したこの男性は「居酒屋に行く前、表情などから
酒を飲んでいることが分かった」と証言。
2軒目のスナックでの飲酒状況を「従業員に無理やり水割りを
飲ませようとして酒をこぼしたり、目尻が下がるなど、1軒目よりも
酔っぱらっていると思った」と述べた。
この日の公判では、事故直後に被告から頼まれ水の入ったペットボトルを
届けた男性(22)も証人出廷する。
被告側は「事故はアルコールの影響ではない」と危険運転罪の成立を否認。
脇見などの単純な過失だと主張している。
水を届けた男性は、被告の飲酒を隠そうとしたとして証拠隠滅容疑で
福岡県警に逮捕されたが、起訴猶予となった。
同乗の男性は飲酒運転を促したわけではないとの理由で立件されなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070619-00000034-san-soci おねがいします。