飯能署で拳銃1丁見つかる
飯能署が事件などでの押収品とみられる拳銃(けんじゅう)1丁を20年以上にわたり署内に放置していたことが15日、分かった。
拳銃に関する書類は残されておらず、出所や経緯は不明で、県警は歴代の署員から事情を聴いている。
県警によると、同署の刑事課員が5月16日、鑑識部屋の暗室を整理していたところ、段ボール箱から布にくるまれた拳銃を発見した。
拳銃は欧州製の自動式で、弾倉はなく、さびているという。実弾はなかった。
元署員らに事情を聴いたところ、複数の元署員が銃の存在を把握していた。
拳銃を押収した場合、必要書類とともに検察庁に送付することが義務づけられている。
県警は取り扱いが不適切だったとみて、関係者の処分を検討している。
(2007/06/16 03:37)
http://www.sankei.co.jp/chiho/saitama/070616/stm070616000.htm