県警:電車で乗客に暴言、巡査部長を戒告処分 /兵庫
県警は15日、酒に酔って電車内で乗客に暴言を吐いて逮捕された葺合署刑事1課の男性巡査部長(39)を戒告処分にした。
巡査部長は逮捕後に辞表を提出しており、受理される予定。
県警監察官室によると、巡査部長は5月11日午後10時過ぎ、西明石−加古川間を走行中のJR山陽線新快速電車内で、乗客に対し「謝罪せんか」「へたれか」などと暴言を吐くなどし、「酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」違反容疑で現行犯逮捕された。
巡査部長は神戸市内で同僚らと会食し、ビールや焼酎を飲み、泥酔状態だった。
県警は15日、巡査部長を同法違反容疑で送検した。
一方、監察官室の調査で、巡査部長が昨年10月25日未明、明石市内の公園で泥酔状態だったところを明石署員に保護されていたことも判明。
県警は一連の問題で巡査部長を処分すると同時に、上司の葺合署刑事官ら関係者6人を本部長訓戒などにした。
【坂口雄亮】
〔神戸版〕
毎日新聞 2007年6月16日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070616ddlk28040189000c.html