長勢法相:実家の建物が未登記 富山・魚津
長勢甚遠法相が資産公開している富山県魚津市の実家の建物が、「未登記」の状態となっていることが13日、分かった。
関係者によると、換地処分に伴い複数の土地がまとまって合筆された際、新しい地番に建物登記がない状態になったという。
この問題は95年に一部報道で報じられ、長勢氏は周囲に改善を指示していたというが、そのままになっていた。
建物は現在は空き家で、固定資産税は納付されているという。
地元事務所は「(法相も)きちんと登記が済んだものと考えていたと思う。現在、司法書士に調べてもらっている」とコメントしている。
法務省民事第2課によると、建物を所有したにもかかわらず登記を怠ると不動産登記法違反に当たる。
長勢氏は旧労働省出身。90年に初当選し、現在6期目。01年、副法相、05年官房副長官を務め、昨年9月から法相。
毎日新聞 2007年6月13日 23時17分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070614k0000m040138000c.html