大麻所持:消防署副士長、容疑で逮捕−−燕署など /新潟
燕署などは5日、自宅などで大麻を所持していたとして燕市吉田吉栄、分水消防署副士長、佐野正喜容疑者(27)を大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。
佐野容疑者は自宅で栽培しており、栽培容疑でも再逮捕する方針。
調べによると、佐野容疑者は乾燥大麻を自室で1袋約3・9グラム、所有の軽ワゴン車内後部座席のポーチの中に約1・6グラムをそれぞれ所持していた疑い。
さらに家宅捜索の結果、自室で鉢に栽培していた大麻草4本(高さ約50センチ)が押収された。
佐藤容疑者は高校卒業後に消防士となり、吉田、寺泊両消防署を経て昨年3月から分水消防署に勤務。
庶務予防係として、建物を建築する際の審査や、管理体制の査察などの業務を担当していた。
事件を受けて6日会見した小林清市長(70)は「公務員が逮捕されたことは誠に遺憾。処分については厳正に対処する」と陳謝した。
【畠山哲郎】
毎日新聞 2007年6月7日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20070607ddlk15040451000c.html