傷害・公務執行妨害:刑務官を殴った受刑者を書類送検−−富山刑務所 /富山
富山刑務所(富山市西荒屋)は5日、刑務官を殴ってけがを負わせたとして、懲役刑で服役中の30歳代の男性受刑者を傷害と公務執行妨害の疑いで富山地検に書類送検した。
調べでは、受刑者は今年1月25日午前10時50分ごろ、コンクリート塀(約2メートル)で区切られた運動場から自分の房に戻る際、突然走り出し、階段を駆け上がって塀の上にある監視台にいた20歳代の男性刑務官の顔を拳で1回殴り、1週間のけがをさせた疑い。
受刑者は容疑を認め、「(この刑務官に)数日前に部屋を勝手に調べられて腹が立った」などと供述しているという。
同刑務所は「監視を徹底して再発防止に努める」としている。
【茶谷亮】
毎日新聞 2007年6月6日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/toyama/news/20070606ddlk16040076000c.html