燕市で有毒フグを混入し販売
県は16日、燕市佐渡の食品販売店「チャレンジャー燕三条店」(竹石貴男店長)が販売した発泡スチロール箱(通称トロ箱)入りの魚介類詰め合わせに、有毒のフグが混入していたと発表した。
他の箱にも混入している恐れがあり、県は注意を呼び掛けている。
県と同店によると、14、15日の両日に販売した詰め合わせ48箱のうち1箱に、フグ1匹が混入。
購入者が16日、県三条地域振興局に届けた。実害はなかった。
1箱当たり10―40匹の魚介類が入っており、大半は複数の魚が交ざっているという。
県は16日、中身を十分確認せずに販売したとして、食品衛生法違反で、同店に再発防止策を取るよう行政指導した。
県は「フグはすべて有毒で、食べると死に至るケースもある。見つけたらすぐに連絡してほしい」としている。
新潟日報2007年4月16日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=232058