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県警「念書ない」と結論 誤認逮捕・男性「怒鳴られ書いた」と証言  
2007年06月06日  

県警の誤認逮捕問題で、無実が判明した男性(39)が、県警の取り調べ中に書かせられたと証言している「今後、供述を変えることはしない」という趣旨の念書について、  
県警が「念書は存在しない」と結論付けていたことが五日、分かった。  
男性の無罪を確定させる二十日の再審初公判を控え、取り調べの状況をめぐる男性と県警の主張は食い違いを見せている。  
男性によると、平成十四年に氷見署に逮捕された後、送検時の検察官による弁解録取で容疑を否認して同署に戻った際、取調官に怒鳴られ、  
「今後、言ったことをひっくり返すようなことはしません」という内容の氷見署長あての念書を書くよう促され、鉛筆で書いて署名、押印した。  
県警によると、男性が氷見署長あてに書いた上申書はあるものの、供述を変えないように誓わせる内容ではないという。  
当時の取調官にも聞き取り調査した結果、男性が言う「念書」に当たる文書を書かせた事実はないと判断した。  
一方、男性が知らないはずの事件現場の見取り図を複数枚描き、公判で証拠採用されていたことが五日までに判明した。  
男性が取り調べ中に、婦女暴行事件の現場となった家の間取りや部屋の家具の配置などを書いたもので、いずれも県警が作製した現場見取り図と似ており、男性の署名、押印がある。  
犯行を行っていない男性が犯行場所の見取り図を書くのは不可能なため、 
男性の弁護団は「取調官による誘導や示唆があった可能性が高い」と指摘する。  
県警は「簡単な見取り図で、調査した結果、強制的に描かせたような事実はなかった」と説明している。  

http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070606/5205.html