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<苦境に立つ酪農家〜一関・両磐地方>
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/ichi_hira_fuzi/4gatu/news-ichi_hira_fuzi_16.htm#4
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/ichi_hira_fuzi/4gatu/15i_rakuno.jpg  
【写真:飼料高騰と生乳消費量減退による価格低迷で、苦境に立つ酪農家(一関市東台)】

米国のバイオエタノール需要の急増などから飼料価格が高騰し、一関・両磐地方でも全畜種農家が大きな影響を受け、特に二百十二戸(一関統計・情報センター資料)の酪農家が苦境に立たされている。
繁殖牛や肉牛などは市場の販売価格が高めで安定しているが、酪農は生乳の需要低迷から価格が伸びないためだ。
飼料の価格安定基金に加入していれば補填(ほてん)金が受けられ、多少は緩和されるものの、農業団体の全国組織は「飼料の高値傾向は続く」と見ており、基金が底を突く恐れもある。
酪農家は「このまま飼料高が続けば、経営努力も限界」と危機感を募らせている。
飼料価格高騰の背景 飼料価格高騰の主な要因は▽米国のバイオエタノール需要▽豪州の小麦の不作▽中国の飼料需要増大−などが挙げられる。
米国では、環境に優しい自動車燃料として、トウモロコシからエタノール(エチルアルコール)を製造し、ガソリンなどに混合して用いるバイオエタノールの需要が急増。
原料となるトウモロコシの在庫が大幅に減少し、価格に跳ね返った。
JA全農の系列会社・組合貿易の資料によると、家畜の餌となる日本の配合飼料生産量は年間約二千四百万トンで、そのうち原料の約六二%はトウモロコシなどの輸入飼料穀物で、
さらに大豆粕、ふすまなど飼料副原料を加えると七六%近くを輸入に頼っているのが実情。
米国のエタノール需要が、そのまま配合飼料原料のほとんどを輸入に頼っている日本の家畜飼養農家を直撃したといえそうだ。

以下略