えん罪の県内男性日弁連シンポ参加 6日、弁護士も
2007年06月02日
県警の誤認逮捕問題で、無実が判明した男性(39)の弁護団が一日、男性と弁護人の藤井輝明弁護士(富山市)が日弁連主催で六日に東京都・霞が関の日弁連講堂で開かれる「取り調べの可視化を考えるシンポジウム」に参加すると、発表した。
日弁連が、えん罪防止の手段として要求している取り調べの録画・録音、いわゆる「取り調べの可視化」を題材にしたシンポジウム。
「取調室で何が起きているのか」をテーマに、冤(えん)罪(ざい)事件の報告があり、被告十二人全員が無罪となった鹿児島選挙違反事件など、冤罪事件の当事者や弁護を担当した弁護士らが出席。
男性と藤井弁護士も県警から受けた取り調べの様子などについて報告し、冤罪の防止策や取り調べの可視化について意見を述べる予定だ。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070602/5130.html