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浜松大大学院:教授が「ハラスメント」 元院生夫婦、1300万円の賠償提訴 /静岡

浜松大大学院(浜松市北区)の男性教授が満足な授業をせず、理不尽に修士論文試験で落とされたのは「アカデミック・ハラスメント」にあたるとして、
浜松市の元同大院生の夫婦が25日までに、大学を経営する学校法人常葉学園(静岡市葵区、木宮健二理事長)を相手取り約1300万円の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁に起こした。
訴状によると、夫婦は04年4月に同大大学院に入学。
税理士志望者のための授業を履修し、2年間同教授の指導を受けていた。
教授は授業で大学や他の教授の悪口などに終始。
また妻の修士論文をみて、「こんな論文は転載しただけで0点だ」と言ったり、「夫婦そろって気に入らない。他の大学へ行けばいい」などと発言した。
夫は修士論文試験を受けるのに必要な単位を取らせてもらえず、妻は試験で落とされたという。
夫婦は06年2月に経済的な理由で自主退学している。
常葉学園は「事実関係を確認していないので現段階ではコメントできない」と話している。
【望月和美】

毎日新聞 2007年5月26日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20070526ddlk22040137000c.html