県消防学校:新任消防士129人、夜間歩行訓練60キロ /兵庫
県消防学校(三木市志染町)で4月から初任教育を受けている県内23消防本部の第72期新任消防士129人が24日、姫路市消防局(姫路市三左衛門堀西の町)から同校まで約60キロの夜間歩行訓練に出発した。
夜間や長時間にわたる災害・救助活動に必要な体力や精神力を培い、教育生の団結力を養うことが目的。出発式で同校の猪目和徳校長が「129人が協力し合って、気を引き締めて歩行訓練を成し遂げよう」と訓示。
午後3時半、新任消防士らは、関係者に見送られ同消防局を出発した。
高砂市消防本部や明石高専などを経由して25日午前6時に同校に到着する予定。
総代を務めた井村和広さん(24)は「消防はチームワークが大切なので、助け合って全員がゴールします。頑張って歩きます」と決意を語っていた。
【丸井康充】
〔播磨・姫路版〕
毎日新聞 2007年5月25日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070525ddlk28040386000c.html