道交法違反:運転席と助手席のカーテン閉めたまま走行、県内初の検挙 /岐阜
◇栃木のトラック運転手を検挙
運転席と助手席の左右のカーテンを閉めたまま運転していたとして、海津署は17日、栃木県佐野市のトラック運転手の男(36)を道交法(乗車・積載方法)違反の疑いで検挙した。
こうした運転により、車が曲がる際に歩行者などを見落としてはねてしまう事故が全国で相次いでおり、愛知県や大阪府などでは既に取り締まり例があるが、岐阜県では今回が初検挙となる。
調べでは、この運転手は同日午後0時50分ごろ、海津市海津町福岡の県道で、運転席と助手席の左右の窓の布製カーテンを閉め切ったまま、大型トラックを運転した疑い。
運転手は「仮眠した時にカーテンを閉め、そのまま走行してしまった」と話しているという。
同署は、運転手を雇っている佐野市の運送会社にも事情を聴く方針。
道交法55条2項は、運転者の視野を妨げるような乗車、積載を禁じており、カーテンは同項違反に当たる。
毎日新聞 2007年5月18日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20070518ddlk21040146000c.html