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高さ3メートル超の聖人像制作 高岡の楢原さん、法華経寺に納入  
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070413/4162.html
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070413/img/img461ec44a5de7a.jpg 【写真】  

高岡市京町の彫刻家、楢原北悠さん(53)が千葉県の日蓮宗大本山、法華経寺に納める、高さ三メートル四十五センチの聖人像の原型を制作した。  
精巧さを追求した手法で、生命感あふれる像に仕上げた。  
制作したのは同寺初祖日常聖人像で、現在は、戦時中に造られたセメント製の像が境内に設置されている。  
もとは銅像があったが、戦時下の銅供出でなくなってしまった。  
東京の墓石業者が銅像の寄贈を申し出、知人を介して楢原さんが原型を制作することになった。  
楢原さんは「表面的な造形に終わるのではなく、仏教の世界に生きた一人の宗教家を内面から表現したい」と、厳格さの中に慈愛の精神に満ちた人物像を目指して取り組んできた。  
昨年十二月から、高さ五分の一の模型を約一カ月かけて制作。  
完成した模型を二十七分割に輪切りし、寸法を描き写して五倍に拡大した二十七枚のパネルを作成した。  
パネルで骨組みを作り、金網を張って粘土を付けていく手法を取った。  
この日、同寺の新井日湛猊下貫首が楢原さんのアトリエを訪れ、完成した原型を見て「表情が穏やかで威厳がある」と満足そうに話していた。  
今後、樹脂で型を取り、五月末ごろに市内の業者が鋳込み、六月下旬に同寺に納める。