「なると金時」地域ブランド登録 徳島県内、渭東ねぎに次ぎ2件目
商品名と地名を組み合わせた「地域団体商標」(地域ブランド)に、鳴門市などで栽培されている
「なると金時」(JA全農)の登録が認められた。徳島県内での地域ブランドの取得は、昨年12月の
「渭東ねぎ」(JA徳島市)に続き2件目。
JA全農とくしまによると、なると金時の2006年度の出荷量は約1万9千トン、販売高は約63億円で、
県内の主力農産品の一つ。砂地畑での栽培がクリのようなほくほく感と適度な甘みを生み出し、
東京や大阪などの市場では全国のサツマ芋産地の品よりも高い値段で取引されている。
ブランド力向上を目指して、JA全農が昨年4月に商標を申請していた。今後、事務手続きを経て
正式登録される。商標登録されれば他の産地から「なると金時」の名称を使用されたときなどに
法的措置を取ることができる。
JA全農とくしまの井内潔本部長は「申請から1年かかったが、登録が認められほっとしている。
これを機にさらにブランド力を高め、飛躍発展させていきたい」と話している。
徳島新聞 2007/04/12 10:27
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=3&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_117634128168&v=&vm=1