愛犬と一緒に晩酌したい―。
ペット用品市場が拡大を続ける中、また1つ愛好家の夢をかなえる新製品が登場した。
唐津市の小松飲料(小松重昭社長)と福岡市のブリーズ九州(和泉長利社長)が開発した
ペット用ビアスタイル飲料「ハッピーラガー」。
小松社長は「ペット用“ビール”は全国初ではないか」と話しており、
最愛のペットとグラスを交える愛犬家の笑顔が見られそうだ。
ペット用“ビール”は3年ほど前から
米国カリフォルニア州でブームになっており、小松社長が着目。
米国版を参考にしながら日本のペットに合うように改良、
獣医師などの監修を受けながら、製品化に結びつけ、このほど発売にこぎつけた。
金色の液体はビールそっくりで、白い泡も立つ。主成分はビーフエキスで、ビタミンC、
ビタミンE、カルシウム、腸の働きをサポートするオリゴ糖、
毛並みに良いという酵母エキスなどを配合した。
アルコールや炭酸は入っておらず、「ビールというより健康飲料」(小松社長)。
味は牛肉風味で「人間が飲んでも大丈夫」という。
「言葉が通じず、ペット好みの味を出すのに苦労した」と語る小松社長だが、
「皿までなめる製品に仕上がった」と自信を見せる。330ミリリットル入りで380円。
初回3000本を製造し、反応を見ながら増産する。全国のペットショップ、
動物病院、インターネットなどで販売する。
【写真】ペット用ビアスタイル飲料「ハッピーラガー」をおいしそうに飲む犬。
味は牛肉風味という
http://www.saga-s.co.jp/var/rev0/0022/7214/pet.jpg ソース:佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=408515&newsMode=article