神戸学院大など3大学、1日にポートアイランドに開校
神戸学院大学、兵庫医療大学、神戸夙川学院大学の3校が4月1日、それぞれ神戸市のポートアイランドに
建設していたキャンパスを開校する。進出済みの神戸女子大・短大を合わせると、2013年の学生数は
合計約8000人に上る見通し。神戸市などは人口が減少してきたポートアイランドを活性化する起爆剤に
なると期待している。
3大学と神戸女子大・短大は今後、協力を深めていく。まず5月26日、高校生などにキャンパスを開放する
「オープンキャンパス」や記念講演会を共同で開催する。単位互換や図書館の相互利用、学生間の
交流事業も検討している。
1981年に街開きしたポートアイランドは90年の人口が1万7000人だったが、高齢化や阪神大震災の
影響などで05年には1万4000人に減少。小売店や飲食店の閉店も続いていた。
ただ南方に神戸空港が06年2月に開港。神戸医療産業都市構想に沿って企業立地も進み、理化学研究所は
次世代スーパーコンピューターの立地を決めた。3大学進出に伴って学生向けマンションも建設されている。
日本経済新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070330c6b3004130.html