ミズーリ州セントルイス──
米大リーグの昨季ワールドシリーズ覇者、セントルイス・カージナルスの本拠地ブッシュ・スタジアムが、
今季の本拠地開幕戦となる4月1日夜のニューヨーク・メッツ戦から、全面禁煙となる。
大リーグ30球団のうち、本拠地の球場が全面禁煙となるのは、15球団目となる。
たばこを吸う場合は、入場後でも指定の出入り口3カ所から外に出て、再入場が可能。
ブッシュ・スタジアムでは1995年から、観客席を禁煙にしている。
一昨年シーズンが終了後に、全面 改装が始まり、昨季シーズンからは新スタジアムで試合を行っている。
全面禁煙化について、カージナルスのマーク・ランピング球団社長は、
「古いブッシュ・スタジアムと違い新しい球場は多くの設備を備えており、吹き抜けとなっている場所も多く、
たばこの煙があちこちに 流れれば、ファンの健康を考えた環境を提供できない」として、理解を求めている。
カージナルスは、田口壮外野手が所属している。
2007.03.20
Web posted at: 17:18 JST
- CNN/AP
http://www.cnn.co.jp/sports/CNN200703200017.html たばこは『薬物』 米、規制法案成立へ
【ワシントン=松川貴】たばこを薬物として、
米食品医薬品局(FDA)の管理下に置く法案が十五日、
米議会に超党派で提出された。民主党主導の議会で可決される可能性が高い。
法案は、子どもを対象にしたたばこ広告や販売の規制に加え、
喫煙の害についての誤った主張を防ぎ、たばこの毒性を下げるなど、
FDAがたばこを一元的に管理することを目的にしている。
同種の法案は二〇〇四年に上院で可決しているが、下院で葬られた。
今回、上下両院に提出された法案はいずれも超党派で、
下院のペロシ議長(民主党)がたばこ規制に熱心なことから、成立の公算が大きい。
さらにマルボロなどのブランドを持つたばこ産業のアルトリア・グループも
「たばこ問題は多くの複雑な要素を含んでいる。
(FDAに権限をもたせる)立法は真の解決を前進させる最良の方法だ」と歓迎している。
全米心臓病協会(AHA)は「たばこは最も規制されていない消費製品。
FDAに規制権限を与えることで、無数の命が助かるだろう」との声明を発表した。
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20070216/eve_____kok_____001.shtml