◇東北電力、女川原発1号機での緊急停止を国に報告せず
東北電力女川原子力発電所1号機(宮城県)で1998年6月、点検のために原子炉を停止させる
作業を進めていた際、出力が落ちた段階で突然、原子炉が緊急停止していたにもかかわらず、
同社が国に報告していなかったことが12日、わかった。
原子炉が事故などで緊急停止した場合には原子炉等規制法により国に報告する義務があり、
原子力安全・保安院では義務違反にあたるかどうか同社から事情を聴いている。
同社によると、当時、電力使用量がピークに達する夏場に向け機器の点検をしようと原子炉の
停止作業を進めていた。
緊急停止したのは作業の最中で、同社は報告しないまま点検を終えて発電を再開したという。
東北電力の小林邦英常務が12日朝、県環境生活部を訪れて「このようなことになり深くおわびする。
本日中に詳しい調査結果を報告したい」と謝罪。県側は「報告がなかったことは、残念で遺憾」と話した。
いずれも東京電力の柏崎刈羽原発1号機(新潟県)と福島第2原発1号機(福島県)でも先月、
緊急停止を国に報告していなかったことが発覚している。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070312i204.htm 関連スレ
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